シュガーラッシュ:オンラインはいいぞ。

先日、映画シュガーラッシュ:オンラインを見てきたので、その感想を書いていく。

 

※この記事には『シュガーラッシュ:オンライン』および、前作『シュガーラッシュ』のネタバレが含まれている場合があるため、未視聴の方は自己責任として読み進めてもらえると助かる。

 

この映画は「主人公の2人が大人へと成長していく姿を追う」物語に魅力を感じた。

前作の終盤に、実はゲームのプリンセスであり、判明した少女ヴァネロペ

生まれてからずっと悪役という立場に不満を抱き、ヴァネロペとの出会いがきっかけに、悪役キャラそのものにプライドを持つことができたラルフ

この二人が今回は「インターネット」を舞台に大人へと成長していく。

『変化を受け入れるということ』

本作の大きな特徴として、心情の変化や、環境の変化がめまぐるしい。
『オフライン』とも言うべきゲームセンターからインターネットという『オンラインの』世界へ飛び立つ姿が公式のトレイラーでも目立つと思う。

【注目ポイント①】画面の隅々に凝らされたメッタメタなネタの数々

本作の一番のポイントとして、企業やキャラクターがアニメ世界の背景として具現化されている。

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インターネットの世界を街に見立てた魅力的な風景

物語を彩る背景にしておくには勿体無いほどのワクワクする表現の数々を楽しんでほしい。

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青い鳥が囁いている(元ネタはtwitterと思われる)

ちなみに『"Pin"terst』の使われ方が個人的にツボだったので、これから視にいく人は留意いただきたい。

【注目ポイント②】主人公二人の心境の変化と環境の変化に対する受け取り方

本作では『大きな変化』がキャラクターの心情や行動に影響を与える。

キャラがなぜその言動を行ったのか注意して見ると新たな発見や違った見方ができるだろう。

何度でも劇場に足を運べる作品だと感じた

 

後悔したこと

ディズニー映画をあまり知らなかったこと。

これに尽きる。

特に、トレイラーにも登場するディズニープリンセスたちは劇中でも重要な役割を担っている。

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歴代のディズニープリンセスたち(意外と出番が多い)

彼女たちが登場する作品を改めて復習してからもう一度見たいと感じた。

個人的には銀魂の長編のようなネタと真面目のいいとこ取りのような作品だと思う。(意訳:だれでも楽しめそう)